公開日: 2019年11月2日 - 最終更新日:2019年11月5日

ビジネス版ワンピース!?破天荒フェニックス OWNDAYS再生物語の感想

ウシジマウシジマ
  • シェア
  • twitter

こんにちは!FUJIKON 人事のウシジマです。

FUJIKON読書部はじめました。部員は今のところひとりです。笑

さて、2018年に出版され大ブームとなったビジネス書「破天荒フェニックス」をご存知でしょうか?

国内外にメガネ店を展開するOWNDAYS(オンデーズ)の代表取締役社長 田中修治さんによる、事実をベースにしながら、数々の困難を乗り越える波乱万丈・スリル満点のビジネスヒストリーを、ビジネス書としては珍しい小説風に描いた作品です。

実は!!弊社代表の藤田が作中に何度も登場し、私たち藤田光学とも深ーい関わりがあります。

これは読まざるを得ないッ・・・!と思い手に取りましたが、とんでもなく分厚いのに、読めばハラハラドキドキで、時にはボロボロと涙してしまうほど夢中になり、あっという間に読んでしまいました。ビジネスってワンピースみたいな冒険で、いくつもの壁にぶち当たっても信頼できる仲間がいればどんな困難でも乗り越えられる、そう思わせてくれる内容でした。

経営者じゃなくでも、働いている人・大切な仲間がいる人には共感できる内容だと思います。みなさまにぜひぜひ読んでいただきたいので、ご紹介したいと思います。

あらすじ

僕は、「絶対に倒産する」と言われたオンデーズの社長になった。
企業とは、働くとは、仲間とは――。実話をもとにした、傑作エンターテイメントビジネス小説。

2008年2月。小さなデザイン会社を経営している田中修治は、ひとつの賭けに打って出る。それは、誰もが倒産すると言い切ったメガネチェーン「オンデーズ」の買収――。新社長として会社を生まれ変わらせ、世界進出を目指すという壮大な野望に燃える田中だったが、社長就任からわずか3カ月目にして「死刑宣告」を突き付けられる。しかしこれは、この先降りかかる試練の序章にすぎなかった……。
企業とは、働くとは、仲間とは――。実話をもとにした、傑作エンターテイメント小説。

(幻冬舎HPより引用)

倒産寸前のメガネチェーンOWNDAYSを買収した田中社長が、7年間にわたり綱渡り状態の経営の中、何度も何度も何度も資金ショートに陥りそうになりながらも、たくさんの人と出会い乗り越え、OWNDAYSを再生していくストーリー。

乗り越えても乗り越えても「また!?」と思うほど、資金ショートの危機はやってきて、その様子が生々しく描かれています。

危機しかない中でも、新店舗をどんどん増やし、雑貨ショップの買収、海外進出など大胆な施策を打ち出し、社内の反対を押し切りながらでも信念を貫く田中社長。

たくさんの人との出会いで、どんな困難な中でも挑戦することを止めず見事に会社を再生し、さらに成長を続けていきます。

まるでワンピース!仲間がいれば乗り越えられる

作中では、状況を航海に例えている箇所が多くあります。

準備は整った。 航海図は手に入れた。 船を操る技術も身につけた。 何よりも今のオンデーズに乗っている船員たちの心は完全に一致団結をしている。

漫画『ONE PIECE』もひとつなぎの大秘宝(ワンピース)を目指し、船長ルフィの信念のもと、出会っては増えていく心強い仲間たちがいますよね。ルフィは料理はできないし、航海術ももっていない。それを補うように仲間それぞれの得意分野を生かし、支えあって、破天荒な船長が示す方向へ航海をしています。裏切りもあれば、失敗をしたり、強い敵が現れたり、みんなで乗り越えるたびにお互いが成長していく。

仕事ってONE PIECEです、ほんとに。

この物語の中にも、田中社長を支える社員がたくさん出てきます。資金繰りに幾度となく奮闘する財務最高責任者である奥野さん、敏腕商品部部長の高橋さん、海外進出のキーマン海山さん・・・。それぞれのプロフェッショナルが田中社長の信念に沿って会社を作っているんですよね。

そして、弊社代表 藤田も多くのピンチの際に出資するなど、救世主として登場します。

藤田社長は、いつものように少し背中を丸め、無邪気に目尻にたくさんの笑い皺を作りながら、柔和な笑顔で言った。

一人の人との出会いが、ものごとの流れを大きく変えたりすることは多くあります。ONE PIECEだって赤髪シャンクスとの出会いがきっかけだったり、多くの支援者が登場しますよね。ビジネスってカタチのないものだし、結局はヒトなんだなーと実感しました。

感動や成功体験が生む真の力

号泣ポイントがいくつかあるのですが、その中でも私が感動した内容は2つあります。

1つめは、2011年甚大な被害をもたらした東日本大震災。オンデーズとしてボランティアに参加しメガネの無料配布を行った田中社長はおばあちゃんから感謝の言葉をもらいます。

別の避難所にいる避難者名簿の中から、家族全員の名前が、私の目に飛び込んできてくれたのよ! 家族の無事をこの目でね、確認することができたの。あなたたちのおかげで、私は家族に会えるのよ!明日になればすぐに会いに行くことができるのよ!あぁ見えるということはなんて素晴らしいんだろうって、目がよく見えることのありがたさを、これほどまでに感じたことはなかったわ。

これがきっかけで、田中社長はそれまでビジネスのツールのようにとらえていた商品を、人々の生活にかかせない、見えないものが見えることで助けられる人がいるということに気づき、技術や知識の向上のための改革を起こしていきます。

ビジネスって、会社を大きくしたり利益を追求するのが大前提ですが、しっかりと魂のこもった商売だからこそ多くの人を魅了し、内にも外にも広がっていくのではないかと思います。

2つ目の感動は、シンガポール進出時に初めて商品が売れたとき。

「社長! すごい! すごい! メガネ売れた! 売れちゃった! ヤバイ! 私たちが日本で売っているメガネ、今英語で接客して売れていった! なんかすごい瞬間に立ち会っちゃった気がする。やばいよ……これ、泣ける」

いつだってビジネスマンである皆んなを、一つにまとめる為の効果的な特効薬は「結果」だ。

泣けましたね、これは。

結果って「苦しかったこと」も「楽しかったこと」に一気に塗り替えられる瞬間ですよね。どんなささいなことでも成功体験は原動力になりうるし、それを仲間と共有できることは、まとまりも出て大きな力を生み出すきっかけになります。

逆にいうと失敗体験も大いに大事なのですが、反省しか生まずに負のスパイラルではマイナスにしか働きません。小さなことでも成功体験を積み重ねて、明るい未来しか想像できないくらいモチベーションを上げていくのが大事かもしれません。ちょっと話がそれましたが、この本を読んでそう感じました。

感想まとめ

まさに、「企業とは、働くとは、仲間とは――」を考えさせてくれる本です。

仕事ってこんなに夢中になれるんだ!同じ目標に向かう仲間がいるって最高じゃん!というのが私の素直な感想です。

経営における資金繰りの難しさや切迫感も多く描かれているので、キャッシュフローについてうるさくいわれるけどいまいちわからない!なんてビジネスマンも読むといいかもしれません。

ともかくビジネスのいろいろがギュッと詰まった内容です。

藤田光学と関わりがあり私も思い入れがあるので長文になってしまいましたが、いつの日か、代表藤田にも「破天荒フェニックスの裏の裏」を語っていただきましょう。

  • シェア
  • twitter
The following two tabs change content below.
ウシジマ

ウシジマ

FUJIKON HOLDINGS 総務経理部 人事・広報担当。 チーム盛り上げ隊として採用や企業のPRを行っています。 よくしゃべります。