DXとSXを進め、グローバルに加速する フジコンホールディングス 代表取締役社長 藤田 徳之氏
福井新聞ONLINE https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1693349
長引くコロナ禍や原油、原材料の高騰など、「昨年は逆風が続き、適応力が試された」と振り返る。
眼鏡、日用雑貨、エネルギー関連、オペレーティングリース、医療・衛生、ECなどの事業を展開。変化に順応し、アジア市場で活躍の場を広げる。
「今年はアジア各地での生産・販売展開網の充実に向け、加速度を上げたい」と力を込める。アジア向けのマーケット展開および供給網を、さらに拡充。部品や原材料から手掛ける一気通貫型の生産ラインを、日本やアジア各地の関連工場群とともに進め、中国一国依存のリスクを回避する。また、好調な海外業績を伸ばすべく、現地でのデザイン事務所開設と人材採用を視野に入れる。
経営課題の柱として意識するのは、「DXの推進とSX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)実現への取り組み」と語る。流通のIT化に投資し、国内外から必要な商品を最適なルートで調達し、迅速かつきめ細やかに提供。仕入れや倉庫管理のシステムを一元管理する基幹システムとの連携で、ブラッシュアップを促す。SXでは、生活関連商品に使うプラスチック素材を、低価格の新しい自然素材や再生素材に置き換え、浸透を図っていく。
「ワクワクした職場」づくりに向け、昨年、男性育休制度を導入。インターン制度も見直し、寮を拡張するなど、都市部からの採用にも力を入れる。
「サッカーをはじめ世界のトップクラスで活躍するスポーツ選手は、厳しい海外の環境に対応してきた。それは、私たちにも成功の鍵として共通するものだろう」と分析。社員とともに、グローバルな飛躍を目指す。
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《株式会社FUJIKON HOLDINGS》
本社:〒916-0016 福井県鯖江市神中町1-5-22
代表者:代表取締役社長 藤田徳之
設立:1959年4月
資本金:3,500万
Tel:0778-52-4575
Fax:0778-52-4579
事業内容:メガネ事業/雑貨事業/化粧品事業/エネルギー関連事業/航空機・船舶インフラ関連事業
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