東北地方とのご縁
僕には東北地方との若かりし時のご縁があります。
防衛大学校を卒業し自衛官に任官した後、陸上自衛隊東北方面隊航空隊の仙台中心部にある霞目駐屯地に幹部パイロット候補として赴任しました。
仙台空港いわゆる岩沼空港にも良く勤務した事を思い出します。
そして、震災当日僕は都内有楽町の駅で大揺れの中帰宅しましたが、テレビで見る地震後の津波により、自分が生活し勤務した思い出のある街が無惨にも崩壊して、お世話になった方々が一瞬にして大震災に巻き込まれ大切な家族を失う悲劇を垣間見ました。特に勤務した仙台空港が津波直撃で崩壊する姿の衝撃は今も鮮明に心に焼き付いて居ます。
そして、震災後に宮城県知事として救助や復興でご苦労された村井嘉浩知事は大学の先輩であり、当時は同じく防大出身のパイロットとして一緒に勤務する事も多く、自宅で奥様にもご馳走して頂き大変お世話になりました。
しかし、実は、途中、福井県鯖江市で地場産業としての眼鏡に従事した父親が具合が悪くなると言う事態が起き、決心して家業を継ぐために退官して福井の父親の会社を継ぐ事になりました。
福島県大熊町とのご縁
2009年震災の2年前に福島県大熊町から原発による地域振興の事業として田舎町で買い物が容易に出来るようにと福井県のプラントと言う大型ショッピングタウンを誘致する事になり、当社はその中に眼鏡店舗を開設する事になり、福井と大熊町の間を車で片道8時間を以上かけて何度か訪問させていただきました。事故を起こした福島第一原子力発電所の正しく目の前の高台に位置して居て、良く高台から海側の大きな発電所の光景を眩く眺めて居ました。
3.11東日本大震災後の支援
当時、私の会社は眼鏡事業の中でも老眼鏡の販売日本一でした。阪神、淡路大震災の時もそうでしたが、震災などの災害後まずは人命優先の救助活動は最優先として、非難者に対しての避難場開設を始める、支援として、食料、水、寝る所などのライフラインが必要となります。そして、その後に情報を知りたくなる避難者に対して見えるための眼鏡や老眼鏡が必要となります。
しかし、当時はまずは人命救助為の緊急自動車優先となり、高速を始め主要幹線は軒並み通行止めとなり、老眼鏡始め、ウエットティッシュなどの投資や商品を救援物資として届ける為に、福井から新潟まで物資を運び、その後新潟から山越えして何とか福島に届けるピストン輸送をした事を思い出します。
震災10年後の今だからできる支援
震災から10年間復興を目指して福島の町や村や県民市民は風評被害にも耐えながら、我が街の復興のために頑張ってこられたと思います。しかし、地震災害や津波災害は時を経て復興が進んできたと思うものの、原発事故の放射能漏れによる土壌の問題や街の人が帰れる区画には限界があり、とくに福島県双葉町と大熊町では全く人が入れない地域が散見されて居ます。
そこで、10年後のこれからの地域の復興や地域の土地利用のために、原発事故後に日本政府が推奨し、最近の菅政権でも脱炭素社会の実現の為にも原発の次に火力発電所も減らす必要があり、その電源の代替案としても太陽光発電所の普及は国のエネルギー問題を解決する為に重要な取り組みとなります。そこで、当社は更なる将来に向けての復興支援と再生可能エネルギーによる土地利用とエネルギー供給問題を同時に解決するために、福島県、双葉町、浪江町、更にはいわき市に大規模な太陽光発電所を建設致しました。
これは当社の推進するSDGS事業の一環です。
当社が勧めるSDGS事業とは?
当社は4つの重要課題に向けたSDGS事業を社会課題解決企業の推進として進めています。
FUJIKONは、事業を通じて地域貢献や社会活動を行っており、こういった活動を続けることが、SDGs(持続可能な開発目標)」の推進に繋がっていくのではないかと考えています。企業理念にある「お客様をはじめ、フジコンホールディングスに関わるすべての人を幸せにする」のもと、当社の商品だけでなく、あらゆる活動の中で関わってきた人たちを笑顔にすることができれば、やがては世界中の多くの人を幸せにできる、そう信じて、これからも積極的にSDGsの課題に取り組んでいくつもりです。
そしてFUJIKONでは、「人のために」「暮らしのために」「環境のために」「社会のために」を中心に考案した4つの重点課題を設定しています。
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《株式会社FUJIKON HOLDINGS》
本社:〒916-0016 福井県鯖江市神中町1-5-22
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設立:1959年4月
資本金:3,500万
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事業内容:メガネ事業/雑貨事業/化粧品事業/エネルギー関連事業/航空機・船舶インフラ関連事業
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