公開日: 2021年3月26日 - 最終更新日:2021年3月26日

ネットで販売されている新型コロナウイルス検査キットの種類

田邊田邊
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新型コロナウイルスが2020年春に発生して、はや1年が経ちました。

コロナ禍の報道でよく聞くPCR検査ですが、実はPCR検査キット以外にも抗原検査、抗体検査もあります。

今回は、ネットで販売されている各検査キットについての特徴などをご紹介いたします。

ネットで販売されている検査キット

ネットで販売されている検査キットが売れている特徴は「医療機関に行かなくても結果がわかる」というメリットがあります。日中忙しい方や病院に行くことでの感染が不安などの理由で、ネットで検査キットをご購入されている方が多いのではと思います。

ネットで販売されている検査キットには、今、感染しているか心配な方が使う「PCR検査」「抗原検査」、過去の感染が心配な方が使う「抗体検査」、そして最近は感染治療した後またはワクチン接種した人が使う「中和抗体検査」が発売されております。

1.今、感染しているか心配な方へ

今感染しているか心配な方は、PCR検査または抗原検査が向いています。

以下に特徴をまとめました。

種類

採取方法

採取場所

メリット デメリット

PCR検査

唾液式

口から ・感度が高い ・郵送式なので

結果が実質3日ほどかかる

抗原検査

(研究用)

スワブ式

鼻口咽頭から ・採取後15分で結果がわかる

唾液式

口から ・採取後15分で結果がわかる

・スワブ式より簡単に抗体を採取できる

スワブ式と比べて感度が低い

 

  • 「PCR検査キット」

ネット販売されていPCR検査キットのほとんどが、唾液を採取後郵送して判定するタイプです。郵送に時間がかかる分、2~3日ほどの日数がかかる場合が多いようです。(混んでいる時期にはそれ以上かかるというネット情報もあります)

また医療機関のクリニックが販売してるPCR検査キットと、検査場が販売しているPCR検査キットでは検査結果の判定方法も違います。陰性・陽性の判定や証明書が必要な場合は医療機関が販売している商品を選んでいただいたくと良いかと思います。

商品によってそれぞれ違いますので、ご自分が必要となる商品をお選びください。

販売元 検査結果 陰性証明書
医療機関

(クリニックなど)

陰性・陽性の判定 △発行可

(販売元によって異なる)

検査機関 感染の恐れが低い・高い ×発行不可

 

  • 「抗原検査キット」

ネットで販売されている抗原検査キットは、検査キット付き(研究用)がほとんどです。あくまで研究用なのでコロナ感染の診断には使えないということはあらかじめご理解下さい。

検査キットが同封されていますので、採取後15分程度で結果がわかります。デメリットは、PCR検査よりやや感度が低いと言われています。

最近、唾液式が発売されました。従来のスワブ式とくらべて検体の採取がしやすいというメリットはありますが、感度はスワブ式よりやや落ちると言われております。唾液を採取するというより喉の奥にある痰(たん)を出して採取するほうが感度が良いと言われております、採取方法にもご注意が必要のようです。

抗原検査キットは、その場で結果がわかるというメリットからスクリーニング検査に適していると言われています。マスク、アルコール消毒や温度測定器などと同じように、日常からスクリーニング検査を実施しておられる方の事例をよく聞くようになりました。

【事例:スクリーニング検査としての使われ方】

  • 定期的に職員全員(学生全員)に検査を実施
  • 出張前後に職場感染を防ぐために実施
  • お得意先様へ訪問前にエチケットとして実施
  • 体調が悪くなった人が出たらすぐに検査を実施
  • 職場に入る前に全員が実施

コロナウイルスの感染拡大では、実際に発症した人から周辺の方への2次感染を防止することが大切です。

実際に、家庭内感染や職場内感染などで集団感染に広がるケースも発生しております。

自分たちは大丈夫!という気持ちではなく、定期的なスクリーニング検査を行うことで、早期に感染者を把握して感染拡大を未然に防ごうというお気持ちで積極的に実施されておられるようです。

仮に陰性であっても体調不良などで疑いがある場合は、お近くの医療機関にご相談いただくことをお勧めいたします。

 

2.過去に感染していたか心配な方へ

「抗体検査キット」
採取方法 採取場所 メリット デメリット
抗体検査キット 採血式 指先 ・採取後15分で

結果がわかる

感染症流行の全体像を把握できる

・抗体があれば、もう感染しないのかなどは、わかっていない

 

「抗体検査キット」は、過去に感染していたかが心配の方が実施されています。

抗体検査は、IgM/IgG抗体の有無を確認する検査になり、発症2週間以降は陽性になりやすくなります。

陽性反応が出た場合は、周辺の方への2次感染リスクもありますので、かかりつけ医または地域のルールに従い感染症指定医療機関等にご相談くださいますようお願いします。

3.検査キットを使うタイミング

抗原検査(簡易キット型)の場合、検査のタイミングは発症2日目から9日目以内が有効とされています。その期間を過ぎると、抗原検査(簡易キット型)では陽性が発見しにくくなります。

9日を過ぎるとPCR鼻咽頭検査が良いようです。(ネットでは販売してないので医療機関にて受診下さい)

 

ご注意いただきたいこと

研究用試薬

ネットで販売されている検査キットのほとんどは、体外診断用医薬品ではなく研究用試薬になりますので、新型コロナウイルスの診断確定に使用するものではございません新型コロナウイルス感染を疑う症状があると不安を感じている方に対して感染有無判定の参考としてご使用ください

そのため、結果が陽性の場合や陰性であっても体調がすぐれない場合は、かかりつけ医または地域のルールに従い感染症指定医療機関等にご相談くださいますようお願いします。

 

最後に

いかがでしたでしょうか?

最後までお読みいただきありがとうございました。

ネットの検査キット購入について少しでも役立てば幸いです。

【参考サイト】

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19-kikokusyasessyokusya.html

 

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19-jihikensa_00001.html

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