本日は、箱書きという技法と、業務への応用についてお話しします。
皆さんは箱書きという言葉をご存知でしょうか。
箱書きというのは作劇、つまりは舞台や映画の脚本を作る為の基本的な技法の一つで、物語内で起こる事を一つ一つ書き出していくというものです。
例えば、主人公田中修二は、倒産寸前のある企業の社長に就任する。
大胆で破天荒な発想で次々と苦難を乗り越えていく。
それでも多くな難局が立ちはだかり、ついにその心が折れ掛けた時、とある人物が救いの手を差し伸べる。
という風に、物語の中で起こる事一つ一つを箱で書き出していくことで、話の展開や大筋を整理して、創作することができるわけです。
更にここから細かい展開を考えたり、選んだりしていくわけですが、これは業務の進行や、客先と話をする際に有効な手法です。
具体的な内容を3点ご説明いたします。
1.予測
相手への提案や、依頼内容など、切り出した場合にどんな反応が返ってくるか、現状どんな箇所に突っ込みが入るかなど、事前予測に最適です
2.結論を意識する
最終的に相手との会話がどこに着地するのか、物語の結末が決まっているように、最終結論を意識した会話の組み立てに役立ちます。
3.アイデアを絞り出す
自分がまだ思いつけていないアイデア、着眼点に気づくために、自分の思考の整理、またその中で抜け穴的なポイントに気づくことが出来ます。
以上、箱書きという技法と、業務への応用についてお話しさせて頂きました。
特に3のアイデアを絞り出すについては、自分自身、もっと意識していきたいと思います。
担当:D621
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