公開日: 2019年8月5日 - 最終更新日:2019年8月10日

眼鏡講座①さばえ眼鏡の歴史

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世界に誇る「Made In JAPAN」ブランドを支え、

「福井市」「鯖江市」を中心に良質でかけ心地の良いめがねを世界へ送り出す福井県。

その歴史は、雪深く産業がない農業だけの地元の暮らしを向上させるため「国産のめがねの祖」とも呼ばれる増永五左衛門が、大阪からめがね職人を招き、足羽郡麻生津村生野(現・福井市生野町)で農家の副業として広めたことから始まりました。

鯖江・眼鏡枠製造のはじまり

鯖江における眼鏡枠製造は、明治38年に創始者と呼ばれる増永五左衛門が農閑期の副業として、少ない初期投資で現金収入が得られる眼鏡枠作りに着目。当時眼鏡作りが盛んであった大阪や東京から職人を招き、近在の弟子に眼鏡の製造技術を伝えたことが始まりといわれています。当初は、「帳場(ちょうば)」とよばれる各職人グループごとに眼鏡が作られていました。その帳場ごとに職人が競い、腕を磨くことで分業独立が進み、現在のような一大産地が形成されたのです。

 戦後の高度経済成長の中で眼鏡の需要も急増し、産地として大きく成長しました。製造の自動化などにより生産効率を追求すると共に、品質の向上と技術開発に力を注ぎ、その結果、昭和50年代の終わりごろに、世界で始めてチタン金属を用いたメガネフレームの製造技術の確立に成功しました。軽量かつ耐久性に優れるチタンは、金属アレルギーを起こしにくい素材であることから、人体に優しい眼鏡として世界に広まっています。

国際的なめがねの産地に

第二次世界大戦が終戦を迎えると、めがねの需要がさらに高まり、

セルロイドフレームやサングラス、そしてそれを作り出すブランドが数多く生まれました。そして、1983年には、世界で初めて、軽くて丈夫なチタン製めがねを開発・生産をおこなうことで、国際的なめがねの産地としての地位を築き上げていくことなります。

世界最高品質の提供と 加工技術の発展・貢献

 

現在、福井県は「福井市」や「鯖江市」を中心に日本製めがねフレームの約95%を生産し、世界最高品質のめがねを全国・世界へ届け続けています。
また、近年では産地が培ったチタン加工の技術を医療や電子機器などに生かし、
めがねづくりの熱い想いが、幅広い分野に広がっています。

産地の現状とこれから

 低コストでの生産が可能な東アジア地域の製品が世界規模で台頭する現在、産地は国内のほかの「ものづくり産地」同様の悩みを抱えています。そのような中、世界を代表する眼鏡産地であり続けることを目指して、当面する課題の解決に産地をあげて取り組んでいます。

 最近では、長年の眼鏡製造で培われた加工技術を活かして、精密機器や医療分野などへの参入を試みる企業も数多く見られるようになり、産地は次世代に向け一歩一歩確実に歩み始めています。

 今後も、眼鏡産業活性化のために業界と行政、関係機関が引き続き連携を深めながら、更なる発展に向け取り組んでいきます。

 

この記事は、以下のサイトから掲載させていただいております。

めがねミュージアム

https://www.megane.gr.jp/museum/

鯖江市HP

https://www.city.sabae.fukui.jp/jiman/sangyo/megane/syousai/index.html

ご協力ありがとうございます。

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